Emoraは医療従事者(臨床工学技士)が考案した点検用器具です。
開発のきっかけ
当院では、ME管理室が医療機器の修理・点検・更新の窓口となり一元管理しています。
数多い医療機器の中でも、血圧計は保有数も多く使用頻度が高いため、修理依頼の多い機種です。
血圧計の修理依頼では腕帯やチューブ部分の消耗による交換が多く、簡単にリークを検出できる測定器があれば便利ではないかと考え、開発に至りました。
専門的な知識が無くても簡単に測定できるので、様々な方々に使用していただきたいです。
元山明子(考案者)
元山 明子 – Motoyama Akiko –
○臨床工学技士(広島国際大学臨床工学科卒)
○中電病院ME管理室所属
○二児の母
※.詳しくはこちらをご覧ください
[Link] 臨床工学技士100人カイギ: 「仕事と育児と時々開発」 元山 明子 先生, 臨床工学技士 100人カイギ Vol.13 #1
名前の由来
エアモレ(Air漏れ)がラク(楽)に検出できる。Emora(エモラ)と名付けました。
愛称として覚えやすく、可愛らしい響きをコンセプトにしてみました。
気軽にたくさんの方々に活用していただき、診療をスムーズに行う上で、患者さんに使用する前にリークを発見できる手助けができれば幸いです。
元山明子
Member
考案者
Emoraの原案を考えた人物は、元山明子氏です。
臨床工学技士として中電病院に勤務しています。
※.元山明子氏について詳しくはこちらをご覧ください。
プロジェクトチーム
試作機評価や専門家からの意見聴取など現場寄りの事は臨床工学技士の元山明子氏が担当しています。
臨床工学技士は厚生労働省所掌の国家資格(免許)であり、医療機器の操作や保守点検などを担うというヘルスケア領域のエンジニアです。元山氏は病院のME管理室に所属し、生業として医療機器に向き合っています。
モノづくりを北浜製作所が担当し、事業化を見据えたプロジェクトとして取り組んでいます。
同社は広島にも事業所があり、元山氏と最初の直接面談を実施した場所は同社広島事務所でした。
Emoraというモノを創出する上で、モノづくり企業が担うべき役割を果たせるよう努めています。
本プロジェクトで、医療界(元山氏)と産業界(北浜製作所)のマッチングを成功させたのが西謙一氏(NES株式会社)であり、出会いだけでなくその後の事業化に向けた開発会議や販売戦略策定なども含め、ゲートキーパーとして参加しています。
[Link]三者の連携体制については元山氏が講演の中でも紹介しております。
Gallery
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院内勉強会のスライドや院内マニュアルなどの制作にご活用ください。
Emoraロゴ
桃色文字、透過背景、640×360px(16:9サイズ)、PNG形式のロゴデータです。
Emoraロゴ
桃色文字、透過背景、2400×900px、PNG形式のロゴデータです。
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